生活のト書き2

寝かしておくのがえらいというたぐいのものが多いので、特にみることなく椅子に座ってゴミ捨てなどする。檜垣先生のいう私的財産からの自己の援用および自己の統治と、柄谷の読むカントによる私的/公的の転倒を結びつける仕事を思いついたが、価値があるかはわからない、いややればそれだけで価値だといってるのが両氏かという気もしてくる。

一切の経済活動が演出であるという直感はかなり間接的に浮かんできたものだが、やはりよさそうである。結局何かをお勧めするというような単純でなにか善ぽさのある行動でも演出による効果を測定することでのみ企ての成否を判断できるという作りになっていることが背中を押してくれる。

技法に注力することに対してバフチンが言ってたことが思い出せない